ミュンヘン、ガスタイク会館
ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団が拠点とするガスタイク会館を30年にわたって振動から保護 バラストマットは、過酷な条件下でも、長期にわたり優れた効果を発揮
ミュンヘンのカルチャーセンター「アム・ガスタイク」は、ミュンヘン中心部の市電トンネルに隣接しています。 この会館は、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団が所有しており、中には市立図書館もあります。 標準的なバラスト軌道で木製のマクラギを使っています。ドイツの路面電車としては、最も通行量が多い路線です。
解決すべき課題
- 音楽ホールに対する振動対策
- 毎日およそ15万トンの負荷
- 周囲環境からの様々な影響
ゲッツナーのソリューション(1983年)
この音楽ホールは1983年に建設されました。音楽録音にも使用できるように、電車通過時のホール内の騒音レベルは25dB以下に抑えることが必要でした。
騒音に過敏なホールを固体伝播音から守るために、1983年の建設時に、当社のバラストマットが345メートルにわたって設置されました。
3回の測定結果は全て同じでした。
2013年以降、ゲッツナーのバラストマットの長期的効果について、人々は再認識することになりました。 30年間、当社の防振製品によって、交通量の多い市電路線の振動が減少し、さらにメンテナンスコストも低減されています。 バラストマットは電車通過時の固体伝播音を大幅に低減し、防振効果は現在まで良好に維持されています。
「様々な測定の結果、バラストマットは、少なくともさらにあと30年は効果が持続するという結論が得られました。 通常の鉄道軌道の耐用期間は50年です。つまり、当社のバラストマットは軌道の耐用期間以上に効果を持続することを意味します。」(ゲッツナー プロダクトマネージャー、ミルコ・ドルド)
お客様の評価
「ゲッツナーのバラストマットは、過酷な状況下でも性能を発揮します。 たとえ冠水しても、マットの性能は影響を受けません。」 (Müller-BBM社プロジェクトリーダー、ヴォルフガング・ダイミンガー氏)